まだまだ知られざるドイツの歴史探訪の旅。偉大な芸術がうみだされた現場や歴史の舞台となった場所を訪ね歩くことで、紙の上に留まらない活きた文化を醸成してゆく地道な旅の記録です
by fachwerkstrasse
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ベルリン中央駅© 2010-2011 M.UNO
2005年よりドイツ在住
NRW→Thüringen→Hessen
と放浪の旅を経て、現在は
ドイツ・ハイデルベルク大学
会議通訳修士課程 在籍中
日本独文学会幽霊会員
日本ヘルマン・ヘッセ友の会/
研究会幽霊会員
[翻訳]
ヘルマン・ヘッセ:インドから
(ヘルマン・ヘッセ全集第7巻)
臨川書店(京都)
当ブログに掲載の文章・写真の無断転載を禁じます。写真下に
[©DFS] と記されている場合、著作権は全てブログ著者に帰します。それ以外の写真や引用は、その都度出典や著作権元を明示しております。
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ドイツ木組みの家街道 -帝国高等法院の街 ヴェッツラ-⑲ -
ところで、前回の写真は2007年にとったもの。
それから一年半後に行った時には、
こんな姿になっていた。
今年再度訪ねた折には、またカバーが掛かっていたが、そこから透けて見える限りでは、かなり修復が進んでいるようで、元のきれいな木組みの表面が顔をのぞかせていた。以前は塗装がはげ落ち、煤けて黒ずんでいたが、今回の修復で色鮮やかに塗りなおされたようだ。
______________[Wetzlar Schmiedgasse 1 2009 © DFS All Rights Reserved]
_______[Wetzlar Schmiedgasse 1 2010 © DFS All Rights Reserved]_______
おまけに上の部屋が売りに出されていた。
一人暮らしや新婚カップル向けに、
素敵な歴史建築はいかが?てな具合だ。
ゲーテの叔母も、ちゃっかり宣伝材料に。
こういう街を歩いていると、意外と多くの
古い家が売りに出されている。
しかしこういう家並みは外から眺めるに限る。
自分では、絶対に住もうとは思わない。
保護文化財に指定されている不動産は
管理が大変で、ちょっとした電気や電話の
配線や改築ひとつとっても、いちいち役所に
お伺いを立てないといけないらしい。
自分の様なズボラな人間には
絶対に向かないだろう。
それこそ燃やしてしまいそうだ。。。
______________[Wetzlar Schmiedgasse 1 2007 © DFS All Rights Reserved]
by fachwerkstrasse
| 2010-12-09 22:45
| ドイツ木組みの家街道