まだまだ知られざるドイツの歴史探訪の旅。偉大な芸術がうみだされた現場や歴史の舞台となった場所を訪ね歩くことで、紙の上に留まらない活きた文化を醸成してゆく地道な旅の記録です


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© 2010-2011 M.UNO

2005年よりドイツ在住
NRW→Thüringen→Hessen
と放浪の旅を経て、現在は
ドイツ・ハイデルベルク大学 
会議通訳修士課程 在籍中

日本独文学会幽霊会員
日本ヘルマン・ヘッセ友の会/
研究会幽霊会員


[翻訳] 

ヘルマン・ヘッセ:インドから
(ヘルマン・ヘッセ全集第7巻)
臨川書店(京都)

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新年後第1主日 クリスマス・オラトリオ第5部

オラトリオの第5部は、新年の最初の日曜日のためのものとなっているが、暦の関係上、毎年該当する曜日があるわけではない。初演は1735年の1月2日であった(つまり、今年は当時と同じ暦ということになる)場所はニコライ教会。

シュライヤーの演奏でどうぞ。

慣例に反して、マタイの福音書2章のエジプトへの脱出ではなく、同じ聖書の個所から東方の3賢人のくだりが引用されている。この一節が2つに分割され、後半部分は続く第6部へと受け継がれる。

第5部の詩句の白眉は、神を讃える内容の冒頭の合唱曲だ。これに引き続いて、聖書からの引用がまずレチタティーヴォで謳われ、続いて新たに創作された詩句に挟まれた合唱部分に受け継がれる。4番目のコラールはゲオルク・ヴァイッセルの讃美歌「今や愛しき魂よ、今こそその時だ」の5番からの援用である。次のバスによるアリアもパロディで、原曲は1734年のザクセン選帝侯をたたえるための世俗カンタータである。次に再びレチタティーヴォで、ヘロデ王のメシアに対する恐れに対する注釈がなされる。終曲のコラールは、ヨハン・フランクの讃美歌「汝星達よ、汝虚空よ」からのものである。
by fachwerkstrasse | 2011-01-02 22:55 | クリスマス

新年(割礼祭) クリスマス・オラトリオ第四部

あけましておめでとうございます。

昨年始まったこのブログも、おかげさまで一定数の読者の方にお越し頂き、私としても人目に触れる形で
書き続けることで、いろいろな発見に至ることができました。この場を借りて感謝を申し上げます。
いろいろと至らない点や、間違い・誤解などあるかと存じますが、どうかその際にはご教示、叱咤激励いただければ幸いに存じます。

年末は何かと用事が重なり、結局クリスマス・オラトリオだけで手いっぱいとなってしまいました。
なので、残りの教会カンタータは今年(つまり次の教会暦以降)の楽しみに取っておくことにしました。
今後の教会暦カンタータも、様子を見ながら進めていきたいと思っています。
おそらく、作曲年代順に、毎年一曲づつ、つまり数年かけてやっていくことになるかもしれません。

新年は、あえて今の日本の暦にも、ドイツでの習慣にも抗って、バッハでスタートしたいと思います。

今日ではアドヴェント時期にまとめて演奏されるクリスマス・オラトリオだが、後半の3曲は本来なら新年の
ミサで演奏されるべきものであった。近年でこれをやったのは、アーノンクールくらいではないだろうか。

シュライヤーの指揮はこちら

初演は1735年、オリジナル譜の記述によれば、早朝にトーマス教会で、午後にニコライ教会で演奏されたとある。新年というのは、イエスの割礼と命名を祝う暦なのだが、これについて言及されているのは、ルカの福音書の2章だけである。バッハ当時の新年用のカンタータ用の伝統的な詩句では、イエスの名の象徴的力と新しい年への希望が謳われている。この点は特にコラール部分で重視されており、ヨハン・リスト1642年発表のものがここで援用されている。コラール付きのバスのレチタティーヴォ部分では「イエスの歌」の下にそっとさしはさまれるようにコラールがおかれているし、最後のコラールは新年の讃美歌からのコラール「助けたもう、主家すよ、成就せんことを」の25番である。
by fachwerkstrasse | 2011-01-01 23:41 | クリスマス