まだまだ知られざるドイツの歴史探訪の旅。偉大な芸術がうみだされた現場や歴史の舞台となった場所を訪ね歩くことで、紙の上に留まらない活きた文化を醸成してゆく地道な旅の記録です


by fachwerkstrasse

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© 2010-2011 M.UNO

2005年よりドイツ在住
NRW→Thüringen→Hessen
と放浪の旅を経て、現在は
ドイツ・ハイデルベルク大学 
会議通訳修士課程 在籍中

日本独文学会幽霊会員
日本ヘルマン・ヘッセ友の会/
研究会幽霊会員


[翻訳] 

ヘルマン・ヘッセ:インドから
(ヘルマン・ヘッセ全集第7巻)
臨川書店(京都)

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遍歴の始まり

b0206899_12454949.jpg

自分は別に音楽家であるわけでもないし、音楽学を専攻しているわけでもない。でも自分の生活は音楽を中心にまわっている。文学を専攻していたけれど、テーマ設定はあくまで音楽が中心で、そのためにいろいろと問題も生じていたのだが、いまだに文学作品よりも音楽作品の方がはるかに聴き知っている数は多いし、文学・言語理論と楽理や和声の知識を比べたら、まぁ今でもまだ後者の方がまともに人に説明できると思う。


周りからどれだけ奇異の目で見られようと、自分にとってはこれがごく当たり前のことで「音楽が聴けないのは食べられないよりも苦しい」(老齢で耳が遠くなったヘルムート・シュミット元首相:ピアノもかなりの腕前で、日本で昔YOSHIKIが出していたような、自薦コンピレーション・アルバムまで発売している)「日々の呼吸と同じくらい、ごく自然にあるけど、でもなくてはならない存在(ヘルマン・ヘッセ)」という思いに追随することにしよう。

[Das Beethoven-Denkmal am Beethovenplatz, Wien 2010© DFS All Rights Reserved]_

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しかし、時折自分がどうしてこれほど前に音楽に夢中なのか、不思議に思うことがある。答えが見つかるはずもなかろうが、手掛かりを探すために、これまでの自分の音楽遍歴を振り返ってみることにした。

小3でピアノを始めて、これも実際は嫌がるのを最初は親が
無理に習わせたのだが、今思うと、これがなかったら、今の
自分の人生はないに等しいので、感謝するのみである。


例のごとく音楽室の肖像画やらで一番親しみのあったベートーベンの伝記を読んだりして、いたく感銘を受け、先生にも無理にお願いして、実際の進捗度合いに比して難易度の高いト長調のソナチネやパイジェルロの主題による変奏曲を勉強した。



そして、当時流通し始めていたCDで、運命や第9を聴き、
のめりこんで行ったのだった。

__________________
[Bonn, Bonngasse 2005 © DFS All Rights Reserved]


しかし、よもや自分が20年後に、伝記に載っていたボンの街に住み、写真で観ていたベートーヴェンの生家を訪れ、ライン川を眺め、ケルンで人生初のウィーンフィルを体験することになるとは、夢にも思わなかった。

そして、昨年ようやく念願かないウィーンに赴いて、これもまた伝記で目に穴が開くほど眺めていた市内のベートーヴェン記念像や中央墓地の墓を目の前に拝むことができた。それは、まるで生まれ故郷を訪れたかのような、不思議な郷愁を呼び起こすものであった。
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_______[Der Wiener Zentralfriedhof 2010 © DFS All Rights Reserved]______
by fachwerkstrasse | 2011-01-20 12:42 | 音楽遍歴