まだまだ知られざるドイツの歴史探訪の旅。偉大な芸術がうみだされた現場や歴史の舞台となった場所を訪ね歩くことで、紙の上に留まらない活きた文化を醸成してゆく地道な旅の記録です
by fachwerkstrasse
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ベルリン中央駅© 2010-2011 M.UNO
2005年よりドイツ在住
NRW→Thüringen→Hessen
と放浪の旅を経て、現在は
ドイツ・ハイデルベルク大学
会議通訳修士課程 在籍中
日本独文学会幽霊会員
日本ヘルマン・ヘッセ友の会/
研究会幽霊会員
[翻訳]
ヘルマン・ヘッセ:インドから
(ヘルマン・ヘッセ全集第7巻)
臨川書店(京都)
当ブログに掲載の文章・写真の無断転載を禁じます。写真下に
[©DFS] と記されている場合、著作権は全てブログ著者に帰します。それ以外の写真や引用は、その都度出典や著作権元を明示しております。
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ブログ再開
一カ月以上間をおいてしまう結果となりました。個人的な事情が重なり、とても記事を書ける状態にはなかったのです。何人かの方にはご心配をおかけいたしまして、すみませんでした。まったく更新されない中、1000人近くの方にご訪問頂いていたようで、心苦しい限り。しかし今日から再開したいと思います。
年明けから鬱々としていた気持ちを打破すべく、先日フランクフルト歌劇場の、新演出トスカを見てきました。なにせ指揮がキリル・ペトレンコ!ただ、これは期待しすぎたのが仇になって、決して完全に満足というわけではありませんでした。演出も、簡素で現代性を意識した今回の舞台装置よりも、前回の方が僕は好感がもてました。なんといっても、このオペラ、やっぱり最後にトスカが本当に飛び降りないとだめでしょう(笑)
フランクフルト2002年バージョンは、舞台空間をふるに活用した立体的な舞台装置で、最後に追い詰められたトスカが本当に飛び降りていくのに、新演出では、舞台上をあたふた駆け回るトスカの上から赤い布がひらひら降りてきて、トスカを隠しておしまい!という。しかし、実際に歌手が舞台装置から飛び降りるのと、下手な小細工でごまかすのとでは、最後のフォルティシッシモ(fff)の映えがまったく違う。あれは現代的か擬古典的演出かに関わらず、歌手には落ちてもらわないと困る!
______フランクフルトの旧オペラ座。戦後の再建で内部は現代風のコンサートホール______
________[Alte Oper Frankfurt 2011 © DFS All Rights Reserved]_________
また、フランクフルト歌劇場(管弦楽団:舞台に立つ時はMuseumsorchesterと名乗る)の早くも今年の目玉となる、フランツ・シュミットの「7つの封印の書」を聴いてきました。巨大なオーケストレーションと、伝統的かつ作曲者独自の語法を極限まで探求した複雑怪奇な和声と書法をフルに生かした、それこそまさに「この世の終末と救済」を肌で感じてきました。これも、近々詳しく取り上げたいと思います。現音楽監督のセバスティアン・ヴァイグレは、意識的にドイツものを取り上げているようなので、これからも目が離せません。
というわけで、いろいろと書きためている題材もいろいろとありますし、本来ならこうしている間にも書き続けなければならないものもたくさんありますので、まとめてがんばっていきたいと思います。どうぞよろしく!
年明けから鬱々としていた気持ちを打破すべく、先日フランクフルト歌劇場の、新演出トスカを見てきました。なにせ指揮がキリル・ペトレンコ!ただ、これは期待しすぎたのが仇になって、決して完全に満足というわけではありませんでした。演出も、簡素で現代性を意識した今回の舞台装置よりも、前回の方が僕は好感がもてました。なんといっても、このオペラ、やっぱり最後にトスカが本当に飛び降りないとだめでしょう(笑)
フランクフルト2002年バージョンは、舞台空間をふるに活用した立体的な舞台装置で、最後に追い詰められたトスカが本当に飛び降りていくのに、新演出では、舞台上をあたふた駆け回るトスカの上から赤い布がひらひら降りてきて、トスカを隠しておしまい!という。しかし、実際に歌手が舞台装置から飛び降りるのと、下手な小細工でごまかすのとでは、最後のフォルティシッシモ(fff)の映えがまったく違う。あれは現代的か擬古典的演出かに関わらず、歌手には落ちてもらわないと困る!
______フランクフルトの旧オペラ座。戦後の再建で内部は現代風のコンサートホール______
________[Alte Oper Frankfurt 2011 © DFS All Rights Reserved]_________
また、フランクフルト歌劇場(管弦楽団:舞台に立つ時はMuseumsorchesterと名乗る)の早くも今年の目玉となる、フランツ・シュミットの「7つの封印の書」を聴いてきました。巨大なオーケストレーションと、伝統的かつ作曲者独自の語法を極限まで探求した複雑怪奇な和声と書法をフルに生かした、それこそまさに「この世の終末と救済」を肌で感じてきました。これも、近々詳しく取り上げたいと思います。現音楽監督のセバスティアン・ヴァイグレは、意識的にドイツものを取り上げているようなので、これからも目が離せません。
というわけで、いろいろと書きためている題材もいろいろとありますし、本来ならこうしている間にも書き続けなければならないものもたくさんありますので、まとめてがんばっていきたいと思います。どうぞよろしく!
by fachwerkstrasse
| 2011-02-11 10:01
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