まだまだ知られざるドイツの歴史探訪の旅。偉大な芸術がうみだされた現場や歴史の舞台となった場所を訪ね歩くことで、紙の上に留まらない活きた文化を醸成してゆく地道な旅の記録です


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© 2010-2011 M.UNO

2005年よりドイツ在住
NRW→Thüringen→Hessen
と放浪の旅を経て、現在は
ドイツ・ハイデルベルク大学 
会議通訳修士課程 在籍中

日本独文学会幽霊会員
日本ヘルマン・ヘッセ友の会/
研究会幽霊会員


[翻訳] 

ヘルマン・ヘッセ:インドから
(ヘルマン・ヘッセ全集第7巻)
臨川書店(京都)

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もうすぐ待降節

次に取り扱うつもりでいたヴェッツラーの物件を調べていて(こう書くと、不動産屋みたいだな- w) 思わぬ障壁にぶつかり、急場しのぎのネタを書きあげる時間もなかったので、4日間もお留守にしてしまいました。「つなぎ」用のネタはたくさん用意してあるのだけど、まだそのためのカテゴリを構築するに至っていないので、早いところこうした場合に備えた体制づくりもやっておかないと!

いつものように、歴史的建築物の過去を洗っていたら、ヘッセン州の貴族の家系が急きょ浮上し、これがネットを探してもなかなか特定できる資料が見つからずに難儀したという次第。もう少しでなんとかなりそうなので、数日中には17回目がここに載るはず。
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_________[Wetzlar Kornmarkt 2009 © DFS All Rights Reserved]________


例年よりも太陽がよく顔を出した11月もあっという間に過ぎ、もうすぐアドヴェント(待降節)と呼ばれる期間に入る。イエス・キリストの生誕を祝うクリスマスの前の一ヶ月間、正確には25日の降誕節から遡って4つ前の日曜日から始まる。そして順繰りに第一、第二主日・・・という具合に、聖夜の到来を待ち望むのである。

家庭では、緑冠に彩られた4本の赤い蝋燭を用意して、毎日曜日ごとに一本づつ火を燈していく習慣がある。また、アドヴェントカレンダーという、紙の箱に30個の窓がついていて、毎日一つづつ空けてチョコレートを取りだすというこの時期専用のお菓子パックもある。

そして何よりも、この待降節に合わせて、各地でクリスマス市が開かれる。
普段は殺伐としたドイツの街並みが、一年で一番輝く時だ。
わが街ハイデルベルクでは、すでに街中の広場で準備が進んでいる。
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______[Heidelberg Universitätsplatz 2010 © DFS All Rights Reserved]_____


宗教的な背景や意味づけはこの際置いておくとして、待降節から聖夜にかけての暦や習慣は、一年のうちで最も日照時間が少なくなるこの時期を乗り切るための、いわば生活の知恵ではないかと自分は思っている。

現在では、イルミネーションで彩られるクリスマス市のおかげで、16時頃には真っ暗になる街中が、かえってそのために幻想的な雰囲気に満たされるし、電気などなかった昔でも、1週間ごとに聖夜を待ち望む暦があるおかげで、憂鬱な気分を晴らすこともできたに違いない。賭けてもいいが、もし欧州のの冬からクリスマスをごっそり抜いたら、自殺者は倍増するに違いない。

木組み建築の合間に、季節限定の風物詩たるクリスマス市もいくつか取り上げていこうと思っています。
こうご期待!
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______[Heidelberg Universitätsplatz 2010 © DFS All Rights Reserved]_____
by fachwerkstrasse | 2010-11-21 22:00 | クリスマス