まだまだ知られざるドイツの歴史探訪の旅。偉大な芸術がうみだされた現場や歴史の舞台となった場所を訪ね歩くことで、紙の上に留まらない活きた文化を醸成してゆく地道な旅の記録です


by fachwerkstrasse

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© 2010-2011 M.UNO

2005年よりドイツ在住
NRW→Thüringen→Hessen
と放浪の旅を経て、現在は
ドイツ・ハイデルベルク大学 
会議通訳修士課程 在籍中

日本独文学会幽霊会員
日本ヘルマン・ヘッセ友の会/
研究会幽霊会員


[翻訳] 

ヘルマン・ヘッセ:インドから
(ヘルマン・ヘッセ全集第7巻)
臨川書店(京都)

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ドイツ木組みの家街道 -帝国高等法院の街 ヴェッツラ-① -

最初にご紹介するのは、フランクフルトの北約100キロに位置するヴェッツラーの街。ここは僕にとってもいろいろな意味でとても重要な街だ。個人的な思い入れの強い街ということだと世界一かもしれない。

交通アクセス:★★★★☆ フランクフルトから直通のDillenburg行RE、あるいはKasselを通るRE/ICでギーセン乗り換えで一時間ほど。駅から旧市街へは徒歩15分、駅前ターミナルからバスで5分ほど。ただし、どのバスが旧市街の付近を通るのかは、事前に調べておかないと少し分かりにくい。また旧市街の中をミニバスが運行している。

木組み度:★★★☆☆ 街全体としては古い街並みがよく残っている方ではありますが、鉄筋コンクリートもチラホラと見受けられます。また近世以降のバロック建築もほどよく混ざっています。あとは木組みの表面を蓋した建物も…

所要時間:旧市街をざっとまわるだけなら1時間程度。博物館などを巡るにはさらに3時間ほど。ここで紹介する歴史的な建造物(要するに旧市街全域)をすべて見て回るには、さらに数時間。郊外の森も含めると一泊は必要になる。さらに近郊のゲーテ関連の見所もまわるには、事前にスケジュール調整の上、2泊は必要になるだろう。旧市街は坂道が多く、地図で観るよりも、実際の徒歩の移動は骨が折れるので要注意。

小さな街ですが、実はゲーテ以外にもお宝がごろごろ転がっている街で、すべて見ようと思ったらかなりの時間がかかります。最初は地味な印象を受けるかもしれませんが、探求すればするほど、味のある街だというのが実感です。

観光地度:★★★☆☆ ゲーテ関連で観光地としての整備はされていますが、実際には地元の人がのんびりと散策している静かな町です。

必見!:あえて申すまでもないでしょう、ドイツ文学ファンには…


ここはかつての神聖ローマ帝国の最高裁判所に当たる帝国最高法院(Reichskammergericht)が置かれていた場所だ。そして18世紀の後半、法律家の学位を取得したばかりの、ある若い男が司法修習のためフランクフルトからやってきた。今日この町が有名なのは、ひとえにこの男と、この男の個人的体験と、それをもとにした大ベストセラーのおかげである。わざわざここでその名を挙げるまでもないだろう。

晩年に「この本が自分のために書かれたと思えるような時が人生でなくてはならぬ」と作者自身が言っているが、それこそがまさに僕自身の出発点であったといえよう。そしてこの町が、木組み街道の旅の出発点ともなったのである…。

ヘッセン州の中部に源を発するラーン川。ギーセンの南側で西に大きく屈曲して最後にはコープレンツの近くでライン川に合流する。そのラーン川をギーセンから下ったところにある隣町で、ラーン川にかかる橋と丘の上に広がる旧市街と大聖堂が見事なパノラマを織りなしている。
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by fachwerkstrasse | 2010-10-04 12:27 | ドイツ木組みの家街道